浄化槽

浄化槽

   

飯能清掃センターでは浄化槽の清掃・保守点検を行っております。浄化槽とは下水道設備がが整備されていない地域で各家庭や建物に設置され、「微生物の働きを利用したり沈殿させたりして汚水を浄化 し、きれいな水にして放流するための施設」です。

排水をキレイにする浄化槽を設置していても、きちんと手入れをしなければ水をきれいにする力が弱ってしまいます。浄化槽の機能を最大限に発揮するためにも、定期的な浄化槽の清掃や点検はとても重要です。

  • メンテナンスの大切さ
  • 浄化槽を正しく使おう
  • 飯能市合併処理浄化槽組合

保守点検

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家庭のキッチン、トイレ、お風呂、洗濯等の生活排水は微生物の働きによって浄化されますが、この過程でスカム(浮遊物)と汚泥(沈殿物)が発生します。スカムや汚泥がたまりすぎると浄化槽の処理機能が低下したり、悪臭の原因になったりしてしまいます。ひどくなると、浄化槽内部がつまり、お風呂やトイレなどの水回りの排水が正常にできなくなってしまう場合もあります。

そこで、浄化槽の清掃作業が必要になってきます。スカムなどをバキュームカーで取り除き、浄化槽の内部を洗浄し、浄化機能を再生させる作業を行う必要があります。この浄化槽の清掃はとても重要な作業で、法令で1年に1度以上実施することが義務付けられています。

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浄化槽は生きた微生物が働くとてもデリケートな装置です。浄化槽の正常な機能をきちんと維持するために、浄化槽内の装置や機械類の調整や修理を行う保守点検が必要です。
保守点検では、通常実施される1年に1回の清掃の他に必要となる汚泥の引き抜きや、清掃時期の判定、消毒剤の補給などを行います。
保守点検の回数は浄化槽の大きさや処理方式によって異なりますが、家庭用の小型浄化槽では4ヵ月に1回以上行うよう定められています。

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浄化槽清掃

浄化槽は、微生物が水の汚れを分解・浄化しています。浄化槽の効果を最大限に高めるには、微生物が働きやすい環境を整えることが大切です。そのためにも、浄化槽を使う時に注意してほしい点がいくつかあります。

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トイレを洗浄する水の量が少ないと途中でつまったり、浄化槽の動きが悪くなったりします。トイレの水は十分な量を流しましょう。

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便器を掃除するときに、薬剤を使うと浄化槽の大切な微生物が死んでしまいます。微生物に影響するような塩素や劇薬、強力な洗剤などは使わないでください。

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タバコの吸いがらや紙おむつなどの異物は絶対に流さないでください。

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浄化槽の電源を切ると微生物が弱ったり死んでしまったりするので電源は絶対に切らないでください。
通気口や送風機の空気取り入れ口はふさがないようにしてください。

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点検や清掃がスムーズに行えるようにマンホールの上には物を置かないようにしましょう。

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油や生ごみは浄化槽の微生物では分解することができません。詰まりや悪臭の原因になるので、流さないでください。

飯能市合併処理浄化槽組合

    

飯能市民(住民登録されている方)で、公共下水道と特定環境保全公共下水道の処理区域以 外に設置補助金対象の浄化槽(10 人槽以下) を設置している方であれば、「飯能市合併処理浄化槽組合」に加入することができます。

組合に加入すると、浄化槽の維持管理にかかる費用について飯能市が補助金を交付しています。

詳しくは こちらをご覧ください。

 
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